被害は4人だけにとどまらない可能性が…
メッセージを送りつけられた被害者らは、
「特に夜のセクハラのメッセージはスマホを見るのが怖く、無視して寝ても次の朝恐る恐る見ると内容が不快で心が病んだ」
「知事という立場を利用して物が言いにくい職員を相手に嫌がる反応を楽しんでいるとしか思えず非常に悪質であると感じた」
と証言。さらには、「人事権を持つ杉本氏が気に入る対応をしなければ、やりがいをもってずっと続けたい自分の仕事がなくなってしまうのではないかという恐怖感もあった」と、職場のセクハラ被害者が追い込まれていく心境を語っている。
最初の告発者は「杉本氏の行為は常習性を感じるもので自分以外にも被害者がいるかもしれず、このまま放置してはさらなる被害者が発生すると思い二次被害は恐ろしかったが、勇気を出して通報した」と話した。
調査委の呼びかけに応じた別の被害者は「黙って我慢していたが他にも被害者がいると聞きショックだった。声をあげるのは負担だったが、このままでいいわけがない。通報者を一人にはできない、声を上げなければいけないと思った」と心境を語っている。
いっぽう、被害は報告書に書かれたことにとどまらない可能性がある。最初の告発者から寄せられた被害情報をもとに調査委は14人の職員に接触したが、新たに協力を得られたのは3人の女性職員のみにとどまった。
「ネット上では通報者の誹謗中傷が飛び交い通報者を特定しようとする動きもあります。そうした状況に口をつぐんだ人もいると思われます」と関係者は指摘する。実際の“被害者”はどれだけいるのか。県内の自民党関係者が重大な証言をする。
「正直、この問題はいずれ出ると思っていました。十数年前から杉本氏は女好きで職員に迫っているなどのウワサが私たち自民党の選挙関係者の間でも出回り、みんな知っているはずです。でもウラも取れず自民党も重要問題として扱わなかった。そしたら結局、こんな重たい内容が出てきて、私たちの間では『ほらね』といった状況です」(関係者)












