価値観が違ってもいい
それが大前提

夫婦間の価値観の違いがストレスになる場合、2人で話し合うことが一番です。ただし、前提として、夫婦の意見や価値観は違ってもいいと思うことです。価値観はその人の育った環境や人間関係によって育まれるので、なぜその人がそう考えるのか背景を知り、違いを受け入れてから、お互いが許容できる範囲を見つける話し合いをするようにしましょう。

2人で話し合う時間が大切
2人で話し合う時間が大切

<具体的な解決策>

●2人で話し合う時間を持つ
子どもがいる人は親に預けるなどして2人になること。また時間帯は昼間に。カフェや公園など人目があるほうが冷静に話せます。逆に夜や家でお酒を飲みながらだと、つい大声になったり疲れていたりして冷静になれないことも。

●許容できる範囲を見つける
お互いに譲れないところを話してから、許容できる範囲を探します。自分の考えを押し付けず、相手の考えを聞いて話し合うようにしましょう。

●はじめから問題点を話さない
コミュニケーションがなかなか取れていない場合は、いきなり問題点から話さず、お互いの近況などから話して、気持ちをほぐしてから本題に入るようにしましょう。

●本やインターネットの専門家の意見を参考にする
自分の言葉でうまく伝えられない場合は、本にはこんなふうに書かれているなど、相手に見せて意見交換するのがおすすめです。

●信頼できる第三者や専門家に間に入ってもらう
どうしても2人で話すのが難しい場合は、信頼できる第三者や専門家に相談しましょう。第三者は、どちらか一方だけと近しい人だと不公平感が生じるので、中立的立場の方にお願いしてください。