目を真っ赤にし「心からお詫びの気持ちをお伝えさせてください」
国分を巡っては6月18日に日テレが事情聴取を行ない、その場で「コンプライアンス上の問題行為」を認めたため鉄腕DASHの降板を言い渡したと、日テレの福田博之社長が同月20日に記者会見で明らかにしている。
しかし、福田社長は問題の行為が何かについて「プライバシー保護の観点から申し上げることができない」と繰り返し、概要も明らかにしてこなかった。
同月25日に松岡昌宏、城島茂と組んでいたTOKIOは解散。無期限の活動休止に入った国分が当時持っていた6本のレギュラー番組はすべて降板・終了した。
国分は福田社長の会見当日、「自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさがすべての原因です」として関係者やファンに謝罪するコメントを出したが、その後は沈黙し、多くのファンは何が起きたのかもわからないまま喪失感を抱えることになった。
それから5カ月が過ぎた11月26日午後、記者会見に現れた国分は冒頭から目を真っ赤にし、「自らとった行動により傷つけてしまった当事者の方に、遅くなりましたが、また直接ではなくこのような形になり大変恐縮ではありますが、心からお詫びの気持ちをお伝えさせてください」と言って頭を下げた。
続いて日テレをはじめとするテレビ局関係者やスポンサー、そしてファンに向けても頭を下げた後で着席し、会見を決意した理由を話し始めた。
「私は当初から関係者の方々に謝罪をしたい気持ちを持ち続けています。もちろん日本テレビさんと対立する気持ちはありません。
私自身に常識が欠けきちんと認識をしていなかったものの、コンプライアンス違反に認定されている可能性もあるかと思います。そうした事柄も全て“答え合わせ”をさせていただき、事実を知り、本件と関係者にきちんと向き合いたいという気持ちから(代理人弁護士の)菰田(優)先生に日本テレビさんと協議を続けていただきましたが、こちらのお願いが何一つ叶わず今日に至っています……」













