「上司としての態度が気にいらず不満を募らせていた」
「山中容疑者は高校時代からの友人で飲み友達でもある河嶋さんに請われて数年前に入社したものの、上司としての態度が気にいらず不満を募らせていたようです。
7日夕方に帰宅していた河嶋さんを自宅に訪ね、室内に入ってから口論の末に首や腹、太ももなどを刺しました。
玄関先にあった鍵を見つけ、犯行後に施錠して郵便受けから室内に戻したために密室状態で遺体が見つかったのです。しかし、山中容疑者はひとり暮らしの河嶋さんから合鍵も預かっていました。
8日朝に連絡が取れないと案じて別の友人が管理人を通じて110番通報しましたが、駆けつけた署員にその合鍵を渡したのも山中容疑者です。
当初は『7日の夜は散歩をした後に飲食店に行った』などと説明していたものの、次第に辻褄が合わなくなって事件への関与をほのめかす供述を始めたため逮捕に至りました。
容疑については『殺すつもりはなかった』などと一部否認しています。犯行に使用したとみられる果物ナイフやジャージ上下、血痕の付着したスニーカー、マスクなどが供述通りに近くのゴミ集積場で見つかっており、捜査本部は指紋採取など鑑定を急いでいます」(社会部記者)
河嶋さんの行きつけだった食店の経営者の男性(37)は取材にこう肩を落とした。
「色々な思いがあって嫌になっちゃいますよ。事件のことを聞いた時はただ、ただ悔しかった。痛かったんだろうなって。河嶋さんはウチに飲みに来るようになったのがきっかけで仲良くなり、もう15年来の付き合いになります。プライベートでも旅行に行くなどかなり仲良くさせてもらってました。
『いい兄貴』って感じで面倒見もいいし、経営の相談に乗ってもらったりしていました。近い将来一緒に何か仕事ができたらいいなとも話してたぐらいなので、すごく残念です。
河嶋さんはすごい仕事人で、もともとはお父さんが始めた会社を、お父さんが亡くなって引き継いだ事もあり、守っていかなきゃという責任感もあったかもしれません。経営者として当たり前の話として『もっと仕事ほしいな』という話は普段されていました。
会社の同僚の方ともお店に来られたことはありますが、殺伐とした雰囲気はなく和気あいあいとしてましたよ。部下は年下の方が多かった印象ですけど、同年輩や年上の方もいたでしょうね」













