「リコーダーを学校側が買い替えることになった」 

前出の学校関係者も保護者の話と似た内容を証言する。

「昨年か一昨年くらいのことです。小瀬村先生が女子児童を指導する際に、なぜか膝の上に女子児童を乗せて話をするなどがあったって聞いています。3 ~6年生の子たちはみんな『気持ち悪い』『キモい』って言ってますね」

小瀬村被告は現在、リコーダーに体液を付着させるほか、被害者のショーツのなかに手を入れ、スマホで撮影したり、別の被害女児にも陰茎を押し付けるなどのわいせつ行為を行なうなど、計6つの罪に問われている。

小瀬村被告が勤めていた小学校では今月、リコーダーを学校側が買い替えることになったという。

「リコーダーの授業が始まるのは高学年になってから。小瀬村被告は2023年4月に赴任してきて、低学年の担任でした。なので、わざわざ高学年の教室に行って児童のリコーダーを取り出し、体液を付着させていたのではないかと保護者の中で話が広がっています」(同前・保護者)

小瀬村被告(本人SNSより)
小瀬村被告(本人SNSより)
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前出の学校関係者からは児童の悲痛な叫びが聞こえてきた。

「子どもたちは『なんで新しくするの?』ってなっていて、学校側も具体的な回答はできない現状です。そもそも、子どもたちは“体液”って言われても意味がわからないですし。

一部の生徒はすでに不信感を抱えており、『本当は学校に行きたくないけど、行かなきゃいけないから行ってる』と話しています。特に3〜5年生あたりにそういう子が多いです」(同前・学校関係者)

事件発覚後、小瀬村被告が受け持っていたクラスの児童を中心に、「先生なのに悪いことをして裏切られた」とショックを受けている子どもも少なくないという。

生徒や保護者の期待を裏切り、性欲のままに動いた“変態教員グループ事件”の余波は大きい。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班