ぬ~べ~をイメージして作られた楽曲
――命さんが『P0WER-悪霊退散-』に込めた思いは? 真倉先生は聴いてどう感じましたか?
命 ぬ~べ~先生の優しさや強さは、やっぱりすごいイメージして。それと同時に普遍的な愛の力、優しさの力みたいなものをすごい訴える曲なんです。
クサいことを言いますけども(笑)、愛ってLOVEだけじゃなくて、いろんな愛を含めてる。嫌なニュースもある今の世の中で、もう愛がすべてを解決するんじゃないかっていう気持ちも込めていますね。
真倉 すごくうれしい! ここまで作品へのリスペクトは注文してなかったんだけど……ちょっと申し訳なかったかなって思ったね。「気を遣っていただいたのかな?」みたいな。
命 いえいえ! 本当に自分の気持ちで作ったので。気を遣ったとかではなく(笑)。やっぱり『地獄先生ぬ~べ~』は自分が親しんできた作品ですから。
平成版アニメの(オープニング曲)『バリバリ最強No.1』(FEEL SO BAD)のように、今の人たちにとって第二の代表曲というか、「『地獄先生ぬ~べ~』といったらこの曲だよね」っていう感じになってくれたらいいな。
あの時代の代表曲と、令和の代表曲みたいな感じで、みんなが歌ってくれたら嬉しい。カラオケとか、それこそアニソンバーとかで熱唱してもらえたら。なんか、そういうポジションになれたらなって思います。
真倉 夢があるね。
――ちなみに、おふたりはすっかり意気投合して仲良しに?
命 これからです(笑)。
真倉 ご飯行きたいねぇ。
命 ぜひっ!! 行きたいです。お願いします!
時を経て、意外な再会を果たしたふたり。『地獄先生ぬ〜べ〜』がもたらした不思議な縁——。
取材・文/池谷百合子