「懲役9年・罰金800万円」
その日、渡邊被告に下った判決は「懲役9年・罰金800万円」というものだった。
求刑よりは幾分か軽くなっていたものの、この判決にネットは騒然。「果たして、渡邊被告の罪はそこまで重いものなのか」という論争はさらに過熱し、作家でフェミニストの北原みのり氏は自身のXのアカウントで、「りりちゃん実刑に強く抗議します」として、次のように主張を綴った。
《家庭に居場所がなく10代を歌舞伎町で過ごす女の子だったリリちゃん(原文ママ)。歌舞伎町にたむろする女の子たちの多くがそうであるように、ホストにはまり、ホストクラブでのお金を捻出するために性産業で働いていたという。そういう意味でりりちゃんは、若い女性を搾取する街に丸ごと飲まれてしまった子どもであり、生きのびる手段は自分がされてきたように誰かを搾取することでしかなかったのかもしれない》
《倫理的でない女がより激しく厳しく罰せられる社会。一方、男は〝倫理的でない女〟を買うことで、貧しい女に金を与え、人助けをしたと自尊心を満足させることができるだろう。その行為を「頂き」と表現したりりちゃんの表現力は、きっといつか人から奪わない方法で生かせるはずだ。だから絶望しないで。なんだかそんなふうにりりちゃんに話しかけたい》
俳優の高知東生も自身のXアカウントで《頂き女子の判決を聞いて「判決ガチャ」ってあるなと実感。子供に対する性犯罪で執行猶予となったり、明らかな性暴力でも無罪判決が出たり、子供への虐待死でも2~3年の判決が出ている。政治家なんか4000万円まで裏金不問だからな》と憤り、さらに《判決の基準が全く分からないし、判決が検事や裁判官次第って恐ろしい》と述べ、それに同調する感想も多く見られた。













