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人類の総収入の約10倍のカネがウォール街やシティのルーレットにのっていた狂騒…「リーマンショック」の大破綻は必然だったと言える理由
2008年にアメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズが経営破綻したことをきっかけに、世界を襲ったグローバル金融危機。実はその伏線は、はるか以前から張り巡らされていた――。
このように主張するのはギリシャの元財務大臣で経済学者のヤニス・バルファキス氏だ。一体どういうことなのだろうか。いま話題の書籍『テクノ封建制』より一部を抜粋、再編集して紹介する。
テクノ封建制 #5
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この記事のまとめ
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- #4アマゾン・ドットコムは「資本主義よりも邪悪な何か」だ…ギリシャ元財務大臣が今やユーザーは「デジタル版の封建領地で生きるクラウド農奴」だと悲嘆する理由
- #5人類の総収入の約10倍のカネがウォール街やシティのルーレットにのっていた狂騒…「リーマンショック」の大破綻は必然だったと言える理由
- #6市場競争が消えた⁉ 市場を独占した巨大テック企業がもたらした資本主義の死…ユーザー全員が農奴になる「テクノ封建制」とは?
- #11「動画も無限に観られて、何でもクリック一つで購入できる」...便利な生活の中で気づかぬうちに自由が奪われ続ける“テクノ封建制”の真の恐怖とは
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