「事件を受けて対応に当たったことは間違いなさそうです」
同僚に薬物入りのドリンクを飲ませるという犯行の異様さがクローズアップされた大坪被告の事件だが、その後の余波の広がり方も異例のものとなっている。
今回のQABの社内処分が出る前には、RBCの「名物アナウンサー」が無期限謹慎となって公式HPから情報が削除され、一部メディアから大坪被告の事件との関連が指摘される騒動もあったからだ。
「処分されたのは、RBCで長年活躍してきた田久保諭アナです。大坪被告の事件が明らかになった後、同社が社内調査を実施し、4月16日の社内説明会で、《コンプライアンス違反が確認された社員は、コンテンツ本部報道局部長兼・アナウンス室所属の田久保諭》と実名を挙げて処分を発表しました。
同社は『職場の雰囲気を悪くしているのが、常識を超えると判断した』というのを処分理由としましたが、具体的な内容にまでは触れませんでした。ただ、(大坪被告の事件の報道があった直後の)4月10日に外部からの情報提供を受けてから調査を実施したとも明らかにしており、大坪被告の事件を受けて対応に当たったことは間違いなさそうです」(同)
趣味は家庭菜園と自然浴、休日の過ごし方については「味噌や塩麹の世話をしている」と社内HP内で回答していた女性アナウンサーが犯した過ちは、沖縄の地で思わぬ混乱を呼び起こし続けている。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班