「擬宝珠家の新しい息吹の巻」(ジャンプ・コミックス第126巻収録)
今回は、超神田寿司を営む擬宝珠(ぎぼし)家の母、桔梗(ききょう)が、三女を出産するお話をお届けする。
桔梗は、擬宝珠家の夜婁紫喰(よろしく)の妻で、新葛飾署に務める纏(まとい)と料理の味にうるさい幼稚園児・檸檬(レモン)の母だ。
本作で3人目の子どもを授かり、出産に臨む。何歳のときに纏を産んだのかは不明だが、かなり若々しく見えるのは確かである。
そして本作で登場する産婆(助産師)のトメさんだが……もともと両津家との関わりがあり、両さんと、そして驚くことに100歳越えの擬宝珠家家長・夏春都(ゲパルト)が産まれたときにも取り上げたという経歴の持ち主なのだ(夏春都は両津家の出身)。
義娘の出産を優しく見守る、『こち亀』界のグレートマザーたる夏春都……をも超越する存在、トメ。彼女こそ究極の「母」とでもいうべき存在なのかもしれない。ちなみに本作の時点で、御年119歳である……。
それでは次のページから、擬宝珠家の母の出産にまつわるお話をお楽しみください!!