アニメ放送も控えた人気作をピックアップ
次は「少年ジャンプ+」にて現在も連載中の3作品に焦点を当てた空間が設けられている。今秋にアニメ3期の放送が決定している『SPY×FAMILY』エリアでは、アーニャと同じ目線を体感できるディスプレイやフォトスポットが展示され、“見る”だけではない数々の仕掛けが施されていた。
想像以上に大きく見えるロイド・フォージャーの姿や、アーニャが通うイーデン校の教室を再現したスポットなど、まるで私たちも『SPY×FAMILY』の世界へ入り込んだかのような気分が味わえる。没入感溢れる展示はぜひ現地でも堪能していただきたいところだ。
人気作品に登場するキャラクターたちの等身大イラストが集合した「ジャンプ+キャラクターウォーク」や名言、バトル、トキメキ……といった要素を凝縮したウォールエリアを抜けると、続いて見えてくるのは『怪獣8号』にフォーカスを当てたエリアである。
2024年にアニメが放送され、2025年7月からはアニメ2期と現在でも大きな盛り上がりを見せる本作では、主人公の日比野カフカや市川レノ、四ノ宮キコルなど各キャラクターに沿った展示が目を引いた。
奥へと進むと、アプリで本編の合間に掲載されるイラスト「怪獣百景」が原作者である松本直也先生のコメントとともに展示されている。日々怪獣たちとの戦いに挑む防衛隊員たちのオフショットを間近で楽しめる貴重な機会である。
同じく2025年7月よりアニメ2期の放送を控える『ダンダダン』エリアでは、各話が完成するまでの工程、スケジュールがわかりやすく紹介された「ダンダダンができるまで」や、原作者・龍幸伸先生のデスクを再現した展示が設置されている。
作品の裏側に迫るようなディスプレイからは龍先生の制作への熱意や想いも感じられ、充実した空間となっていた。他にもオカルン(高倉健)やモモ(綾瀬桃)とともに撮影できるフォトスポットがあったりと、作品の世界観が存分に満喫できるはずだ。