グリーン券を支払わないと2万円以下の罰金の可能性も…
しかし、SNSで報告されている情報によれば、グリーン車両に着席しているにもかかわらず、座席上のランプが「赤(空席)」のままになっている乗客が散見されるというのである。
本来であれば、「グリーンアテンダント」と呼ばれるスタッフが車内改札やグリーン券の販売を行なうのだが、駅間によっては来ないこともあり、「無賃乗車」が可能になってしまうというわけである。
支払うべき料金を払わずにグリーン車に乗車した場合は「不正乗車」となる。鉄道営業法第二十九条には、
第二十九条 鉄道係員ノ許諾ヲ受ケスシテ左ノ所為ヲ為シタル者ハ二万円以下ノ罰金又ハ科料ニ処ス
一 有効ノ乗車券ナクシテ乗車シタルトキ
二 乗車券ニ指示シタルモノヨリ優等ノ車ニ乗リタルトキ
三 乗車券ニ指示シタル停車場ニ於テ下車セサルトキ
と明記されており、場合によっては2万円以下の罰金を支払わなければならない可能性もあるのだ。
JR東日本の担当者に聞いたところ、「グリーン料金が必要であることをご存じないお客さまが、誤ってご乗車になられるケースが見受けられます。引き続き、ご乗車にはグリーン券が必要な旨のご案内を継続して参ります」との回答があった。
また、サービス開始後、グリーン車の利用は日々増加しており、「一部の列車では満席」の利用状況となっているという。
現段階でグリーン券の購入方法の変更等は検討しておらず、グリーン車の利用にはグリーン券が必要であることを、パンフレットや駅の掲示物、駅や車内放送により案内していくとのことだった。
Xで報告されている「無賃グリーン乗車」が、乗客が意図したものなのかそうでないのかは確認しようがないが、快適な移動空間を利用するために決められた対価を支払うのは、当たり前のことだということを肝に銘じたい。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班