記念館館内をご案内!!
松谷さんのお話に続いて、館内を案内していただくことに。
1階:エントランス
来館者はまず、派出所そっくりのエントランスで入館手続きを行う。このフロアには、両さんがこしらえた記念館の精巧なミニチュアや設計図が展示され、亀有の町へのアクセスを補助する情報を提供する「亀有ベース」、物販スペース「両津ストアー」も設けられている。
来館者はここからエレベーターで、一気に最上階の5階へと向かう。そして4階、3階……と、1階ずつ下って各フロアを巡る仕組みになっている。
5階:両さんの生まれた場所&両津大明神社
エレベーターを降りると、両サイドには『こち亀』関連グッズや、秋本治先生の仕事場から運ばれたという作品の資料となった貴重なアイテムがずらり。
これだけでもファンには垂涎ものの展示だが、中央に備わったモニターでは、秋本先生が両さんを描き出す瞬間の動画が映し出されている。両さんが生まれた環境と時間を感じることができる、導入にふさわしい展示になっている。
また、同フロアには両さんが神主を務める? 「両津大明神社」もあり、ここではおみくじを引くことができる。
4階:原画ギャラリー
さまざまなテーマごとに厳選された『こち亀』の原画と映像を組み合わせて展示。大型モニターでは『こち亀』コミックス201巻が同時読みできる!?
3階:名場面体験
作中に登場したアイテムの展示をはじめ、作中で描かれた遊びをゲーム的に体験したり、キャラクターたちをデジタルグラフィックで紹介したり……と、『こち亀』の名場面やシチュエーションを体験できる。
2階:両津勘吉名誉館長室
記念館の永久名誉館長である両さん専用の重厚なデスクや書棚が置かれ、肖像画が飾られている。細かな展示物の中には、作中に登場したものもたくさん! 果たしてあなたはいくつわかるかな?
来館は事前予約が優先!
いかがだろう? 3月22日の開館が楽しみになってきたことだと思う。
なお来館は事前予約が優先で、公式ホームページで申し込みの受付を行っている。公式Xや公式Instagramも稼働中で最新情報を挙げているので、事前のチェックを欠かさないようにしよう。
それでは、3月22日(土)オープンの「こち亀記念館」を、思う存分楽しんで欲しい!!
文/樹想社 写真/葛飾区提供
〈詳細〉
こち亀記念館
所在地:東京都葛飾区亀有3-32-17
入館料:大人(高校生以上):700円(区内在住、在勤、在学の方は500円)
こども(小中学生):300円(区内在住、在勤、在学の方は100円)
未就学児は無料
このほか、障がい者の方及びその介添人1名まで無料
団体(20名以上)は2割引
開館時間:10時~18時
休館日:毎月第三火曜日(その日が祝日の場合は、直後の平日)
問合せ先:葛飾区観光課(03-3838-5558)
公式ホームページ
https://kochikame-kinenkan-official.jp/
公式X
https://x.com/kochikamemuseum
公式Instagram
https://www.instagram.com/kochikame.kinenkan.official
©秋本治・アトリエびーだま/集英社