将来的に敬語は不要になる? マツコ・デラックスが予想
1月27日放送の『5時に夢中!』で、「敬語がうまく使えない高校生が増えている」というネット記事が紹介された。
この話題を受け、番組MCの大島由香里が自身の娘にまつわるエピソードを披露。
大島によると、この日共演した月曜コメンテーターのマツコ・デラックスから、娘がサインをもらう機会があったという。しかし、娘がサインをお願いする際、ノートには 「マツコ サインプリーズ」 と書かれていた。
これに対し、大島は「『おい!』って思って。『マツコ“さん”だろ! “ください”だろ!』って」と当時の心境を振り返る。
さらに「もらったあとに『ありがとう』って言っていて、『“ありがとうございました”だろ!』って」と続け、ネット記事同様、自身の娘も敬語を使えていないと嘆いた。
しかし、これに対してマツコ は、「でもさ、アタシ、変わってくと思うよ」「もう『ありがとう』でよくなるのよ」と、大島の娘に理解を示した。
その理由について、「だって今、先生に威厳もへったくれもないからさ。学校で先生に敬語を使う習慣がないから、こうなるわけじゃん?」と語り、さらに、「あと20年もしたら大丈夫になるのよ」と、将来的には敬語を使わないことがスタンダードになると予想した。
この意見に対し、大島は「7歳だから許されるけど、17歳で同じことをしたら……」と心配するも、マツコ は「いや、あなたの娘が17歳になるころには、荒廃した国になっているから大丈夫」「敬語なんて使わなくても、コミュニケーションを取るしかない国になっているのよ」と続けた。
さらに、「言っても仕方ないことで、変わるのよ」「アタシらの時代の言葉遣いだって、昔の言葉遣いに比べたら変わっているわけじゃない?」 「アメリカとかなんて、丁寧な言い方はあるけど『敬語』ってないじゃない。だからたぶん、日本もそういう感じになるんじゃない?」と指摘。
大島が「古文みたいな?」と聞くと、「古文だって、あの言葉遣いしてたわけだからさ、昔は」「言葉はずっと変わってるからね。テレビとか、昭和30~40年代のとか超違和感ない? 言葉遣いが。それくらい、この何十年で変わったんだから」と、時代とともに言葉のあり方は変化していくものだと語った。