個人店も大手メーカーも大苦戦。次々と値上がりするチョコレート製品
「結論から言うと、これからもチョコレートの価格は上がっていくと思います。もはや、個人店はやっていけないでしょうね」
そう語るのは、東京の下町エリアにあるカフェの店主。同店では昨年10月、チョコレートの原料であるカカオの価格高騰に伴い、仕入れ業者からチョコレートの値上げを告げられたという。
その後、年明け1月にはさらに値上げがあり、現在の仕入れ価格は従来の約1.5倍にまで上昇しているとのことだ。
「うちでチョコレートを使っているのは、パフェやパン・オ・ショコラ、ホットチョコレートなどですね。仕入れコストが上がっているぶん、当然ながら利益率は下がっています」(同カフェ店主)