“リコ”と刑事が不倫…カラオケ喫茶は店を畳んでいた
サンロク街の中心にある8階建ての雑居ビルを訪れると、旭川中央署の刑事たちが常連客として夜ごと盛り上がっていたカラオケ喫茶はもう店を畳んでしまっていた。
内田被告が不倫していたという警部補らと乱痴気騒ぎに興じる姿がYouTubeなどSNSに投稿され全世界にさらされて有名になった店だ。
道警はこの不倫刑事を含め、同署の男性警察官2人を20歳未満の人物と飲酒をしたという“罪状”で訓戒処分にした。いかにも身内びいきな激甘処分なのか、妥当な決断だったのかは後世の判断を仰ぐ必要があるが、とりあえず大迷惑をこうむったカラオケ喫茶のオーナーの磯谷悦郎さん(72)が当時の騒動を振り返ってくれた。
「8月いっぱいで前の店は畳んで、近くだけど場所も名前も変えて出直したところだよ。やっぱ旭川中央署の不倫報道が出てから客足が遠のいたってのはあるからな。
カラオケ喫茶の客層のメインは高齢者だから、ああいうことがあった店はイメージ的によくないから。ネットで調べりゃすぐわかるから、店の名前も住所も変えなきゃってんで場所を変えたんだ。
警察から嫌がらせがあったわけじゃないけど、お客さんからも『ここでしょ』とかいろいろ言われるし、まあ俺も逃げたかったんだわ。いろんなメディアに出るとみんな警戒して来なくなるだろう? 報道をきっかけに来店した人もいたけどユーチューバー2人だけだよ。店内でカメラ回したりしてたけどな」