書店で1日2000冊を販売など、すぐに品切れに

──集英社オンラインには、アレン様をまだ知らない、という読者も多いんじゃないかと……。なので恐縮ですが、まずは自己紹介からお願いしてもよろしいですか?

アレン様(以下同) ワタクシが言うんザマスの(笑)? 大物マダムタレント兼“生きる幻”アレン様です。

大物マダムタレント兼“生きる幻”こと、アレン様
大物マダムタレント兼“生きる幻”こと、アレン様
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──ありがとうございます! 初の書籍『全てアレン様が正しいでございます』が刊行されましたが、もうすでにほぼ品切れ状態で、すごい人気ぶりですね。

ありがたいことに、ネットショップなどはほぼ予約だけで発売前から完売の状態で、書店でもすぐに売り切れたみたい。

本が売れないと言われている時代に、3000円超えの安くはない本が、こうやって売れたことに、まずファンの皆に感謝したいザマス。

──TSUTAYAで行われたお渡し会も、1日で2000人のファンが詰めかけたとか。

そう! 1日2000冊、売れる本ってなかなかないでしょ?

──アレン様の影響力は日に日に増してますよね。物怖じしない、自由気ままで破天荒な言動がやはり人気の秘密なのかなと。

そうね。でも、ワタクシもただのほほんと勝手気ままに生きて来れたワケではなくて。この本にも書きましたが、いろんな逆境や経験を経た結果、自分の直感や本能に逆らわない「ガマンしない生き方」を選んだんザマスの。

取材は穏やかな雰囲気で行われた
取材は穏やかな雰囲気で行われた

──その辺りは書籍でも詳しく触れられていますよね。「普通」と違うことに気づいた小学生時代に始まり、いじめられた中学校、その反動で非行……と、一筋縄では行かない人生だったとか。一番強烈に記憶に残ってる時期や出来事はなんでしょうか?

そりゃ中学時代よ、少年院にブチ込まれたことに決まってるじゃない! あのときは今思い出してもキツかったし、でも悪いことしたからしょうがないし。8時間とか草むしりさせられるのよ?

ただ、確実に人生のターニングポイントだったわね。2年間自由を奪われて、自分と向き合わされて……イヤでも自分という人間を知る機会だったと思いますの。