「今日はただの飲み会」…注意したい言葉

「仕事の飲み会はただただ飲む場ではありません。何かしらの意図があります。私も会社員時代、職場で『今日はただの飲み会だよ』と誘われることがありました。これは考えてみれば変な話ですが、仕事の飲み会の本質は『ただの飲み会』でないことを物語っています」

「酒くらい何も考えずに飲ませてよ」と考えてしまうかもしれないが、ここで少し頑張るだけで一気に会社での立ち回りがよくなるかもしれない。「会社員が上司や先輩のニーズを満たすことは市場のニーズを満たすことよりは、よほど簡単です」と栗下氏は語る。

過度な要求に応える必要はないかもしれないが、相手に合わせる努力や気配りを身に着けることで人間関係をよくし、きっと自分にとってもいい環境を作り出すことができるはずだ。


時代が変わっても、結局飲みニケーションはなくならない(画像/Shutterstock)

時代が変わっても、結局飲みニケーションはなくならない(画像/Shutterstock)

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取材・文/集英社オンライン編集部