リメイク作品だらけの新発売情報
今回発表されたタイトルは、『マリオ&ルイージRPG』の9年ぶりの新作、HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』、『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』、『メトロイドプライム4 ビヨンド』、『スーパー マリオパーティ ジャンボリー』などなど、超人気タイトルの新作が並んでいる。
発表された直後は、Xのトレンドが「Nintendo Direct」に関連するワードで席巻されるほどの大にぎわいをみせた。
だがそんな歓喜の声が多くあがる一方で、「リメイク作品が多すぎるのでは?」との指摘も多数寄せられている。
確かに今回のラインナップを見ると、『ドラゴンクエストIII』のほか、HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』、『FANTASIAN Neo Dimension』、『かまいたちの夜×3』、『ドンキーコング リターンズ HD』、『逆転検事1&2 御剣セレクション』、『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』などリメイク作品が多い。
この現状には、〈もしかすると俺たち世代はこの先ずっと、自分の黄金時代のリメイク作品をひたすら遊び続けるだけで、残された余暇の時間を失っていくのではないか?〉〈過去の遺産の食いつぶしばかりだな〉〈何だかんだやるけどリメイクばっかでゲーム業界ヤバそう〉〈ハリウッドがリブートとか続編だらけになったように日本のゲームもリメイクだらけになってる〉といった、ネガティブな声もあがっている。
いったいなぜ、リメイク作品がこんなにも多いのだろうか。
チャンネル登録者数21万人のゲームレビューYouTubeチャンネル「KENT for 任天堂ゲームレビュー」を運営するKENTさん(@kentworld2)に見解を聞いたところ、メーカーの事情、そしてユーザーの事情からそれぞれ、リメイク作品が多くなっている理由が考えられるという。