「突撃!クレーンゲームの巻」(ジャンプ・コミックス第73巻収録)
今回は、両さんがクレーンゲームで高価な景品をガッポリと獲りまくるお話をお届けする。
両さんが最初に挑戦するクレーンゲームは、ゲーセンに置かれたもの。ぬいぐるみ3つを同時につかみ取り、子どもたちから尊敬のまなざしを向けられる。
続いては、貴金属店が客寄せに行っていた一回1万円のもの。ここでも高価な品に狙いを定めてガッツリと獲りまくる。
そして本作のメインイベントとなる、テレビ番組への出場では、スタジオで人間がクレーンのアームとなって景品のつかみ取りに挑む。
大型の白物家電や自動車までもが景品として用意されているのだが、それらは人間がロープからぶら下がった状態で持ち上げられるような代物ではない。しかし、両さんの物欲と肉体は、人間の常識を超えており……。
さて、クレーンゲームの名人が次々と景品をゲットする場面に出くわしたり、動画をご覧になったりしたことがある方も多いだろう。
そういった人々を「プロ」と呼ぶことが多いが、実際に「プロ認定」されたゲーマーは存在している。それは、日本クレーンゲーム協会というクレーンゲームの資格を唯一認定・発行する団体が行なう「クレーンゲーム達人検定」によって認定された人たちだ。
検定には3級から1級まで3つのグレードがあり、1級に認定されると、アミューズメント業界での職業斡旋や協会加盟店でのサービスが受けられるのだという。
両さんがこの検定を受けたとしたら、はたして何級になるだろうか……もしかしたら1級を超越した「特級」認定を授かるかもしれない!?
本作をお読みいただく前に、両さんのかなりリアルなクレーンゲームテクニック披露エピソードとして、「プライズハンターの巻」(ジャンプ・コミックス第182巻収録)をおすすめしておこう。
客の行動パターンを知り尽くし、巧みな景品配置とゲーム機の設定で収益を上げているゲーセンの凄腕店長と両さんとの、息詰まる戦いを描いている。アームの稼働範囲とつかむ強さの設定、景品の特性ごとに異なる配置&獲得テクニック、ネットで景品の相場を調べてゲットしたらただちにネットオークションに出品&現金化……といった、かなり生々しい情報に満ちている。
両さんがこれといった笑いもなく、収益のためにひたすら景品を取りまくる描写が続くため最初はやや違和感を覚えるかもしれないが、お話の後半にはしっかりとギャグ&オチが用意されているので、ご安心を。機会があれば一読をおすすめする。
それでは次のページから、欲と体力にものを言わせた両さんの伝説的クレーンゲームエピソードを、たっぷりとお楽しみください!!



















