年間250本以上の映画鑑賞

−−Xでは「下品すぎる」「TPOを考えた方がいい」など批判的な意見も寄せられました。

そう捉える人もいるだろうし、別になんとも思わないです。式典とはいえど、私も含めた成人の子が主役。TPOがあろうが、主役は目立ってなんぼだと思っているので。

それに北九州の成人式ほどツッパっているわけではないし、あれには敵わない。もうちょっと派手にやっとけばよかったなって今では思います(笑)。

私は目立ちたがり屋なので、ああいう格好をしたいというのが潜在意識的にあるんだと思います。露出のある格好についても本当にかわいいと思ってやってます。SNSのコメントで「私だったら絶対こんな格好しないわ」というのがあったんですけど、そりゃ私しかこんな格好をしないのは知ってるし(笑)。同じ格好をする人がいたら逆にやめますよ。

成人式会場入口での藤川さん(本人Instagramより)
成人式会場入口での藤川さん(本人Instagramより)

−−藤川さんはモデル業の傍ら、年間250本以上を鑑賞するほどの映画好きでもあります。以前、インタビューで李相日監督の『流浪の月』(2022年)のセリフ「人は見たいものしか見ない」に感銘を受けたと語っていましたが、今回もそういう意識はありますか。

みんな、自分の汲み取りたいところだけを汲み取って、それを脳内で変換した意見しか言ってこないし、一部しか見てないんだろうなって。実際に私と会って話したら意見も変わる人もいるんでしょうけど、そこまでする必要もないですし。

言葉遣いが汚かったり、失礼すぎる反応には「えっ!」とはなりますけど、基本的にはネットの人って私が生きていく上では関わることがない人たちじゃないですか。だから好きに言っていただけたらと思います。

それに自分と違う考え方を知るのは好きなので、批判とか聞くのもおもしろいですね。勉強になります。私はあの服装の投稿は伸びるなと思って投稿したんですけど、もし私がより万人向けになりたいと思ったら、今回批判してきた人たちの意見も取り入れるべきじゃないですか。