レジェンドからベテラン、90年代を熱狂させたアーティストまで…
2023年は、数多くのアーティストの訃報が我々の耳に届いた。
大橋純子、もんたよしのり、高橋幸宏ら1970〜80年代に活躍したベテランに加え、KAN、BUCK―TICKの櫻井敦司、X -JAPANのHEATH、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのチバユウスケら、1990年代に頭角を表した、世代的にはまだまだ若いといえるアーティストまで。
訃報が流れるたびに、彼らが生み出した音楽と共に、自身の幼少期や青春時代を思い起こし、深い悲しみに浸る人は多かったことだろう。
特に、日本の音楽シーンに大きな足跡を残した2人のレジェンド、坂本龍一と谷村新司の訃報は、多くの人々に衝撃を与えた。
それは、彼らの音楽が長きにわたり、様相は変化しつつも、我々の人生の傍に存在していたからに他ならない。ここでは、この2人のレジェンドが、日本の音楽シーンに与えた影響を振り返ってみたい。