「武蔵境…あれはひでえところだぞ。まさに文明の果つるところだ」
村上春樹の最新刊『夏帆─The Tale of KAHO─』が絶好調だ。書店ではどこでも平積みになっており、発売即、大規模重版が決まった。出版不況にあっても、ノーベル文学賞を獲得できなくても、世界のムラカミの人気は健在なようだ。
さて、SNSを中心に話題になっているのが、作中での「武蔵境」の扱いだ。
「あなたは武蔵境に越さなくてはなりません。それも今すぐに」という、印象的な台詞がムラカミワールドへと誘うが、作中では武蔵境への罵詈雑言が飛び交う。
「おれは学生のときに何度か武蔵境に行ったことがあるけどさ、あれはひでえところだぞ。まさに文明の果つるところだ」













