スマートフォンから消えた「青い鳥」のアイコン

ついに、このときが来てしまった——。スマートフォンに並ぶアイコンの中から、かれこれ10年以上も一緒に過ごした青い鳥が、無機質な「X」に変わった瞬間、「おいおい、イーロンどうしてくれるんだよ…」と騒動の根源である富豪の名前をつぶやいた。

たかがWebサービスだ。これまでだって「前略プロフィール」「ヤプログ!」「NAVERまとめ」など、いろいろな“サ終”を経験しては、なんだかんだ再び平凡な毎日を送り始めてきた。

でも、Twitterは違う。「X」へと名前を変えながらも、今でも場としては残っているにもかかわらず、青い鳥が私の手の中から消えたとき、体の一部が無理やり書き換えられてしまったかのような強い拒否感を覚えた。

Twitterという「孤独の解毒剤」が奪われた2023年。イーロン・マスク買収後は“なりすまし”や差別用語も激増…“ゴッサム・シティ”となり果てたTwitterは何を失ったのか_1
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