大切なのは「自分は天才じゃない」と認めること。稀代のヒットメーカー・つんく♂が考える「凡人が天才に勝つ方法」とは?
「残念ながら、僕は“天才”じゃなかった」。稀代のヒットメーカー・つんく♂による「note」の人気連載が、約3年を経て書籍化された。自分のなかに眠る才能を劇的に伸ばすためには、一体何が必要なのか。『凡人が天才に勝つ方法』(東洋経済新報社)より、一部抜粋・再構成してお届けする。
凡人が天才に勝つ方法 #1
夢を見ることと「自分が天才だ」と思い込むこととは、まったく違う
これが売れない時代の僕の話です。
「自分は天才なんかじゃなく、凡人である」と認めること。
このころの僕に足りなかったものは、まさにそれでした。
夢を見るのも、大きな目標をもつのも素晴らしいことです。その夢を誰かに笑われてもいいんです。
でも、夢を見ることと「自分が天才だ」と思い込むこととは、まったく違うと思うのです。
僕が何をお伝えしたいかというと、「自分は天才でも何でもなく、平均的な能力しかないんだということを、まず知る(認める) こと。そして、それをわかったうえで、自分の能力を高めていくことが大事」 ということです。
当たり前かもしれませんが、それが 「努力」 なんです。
「努力」という言葉を使うと、忍耐や我慢、嫌なことでも続けるというようなニュアンスを感じますが、実際はただ好きなことをやり続けるだけ。だから、本来は難しいことではないはずなんです。ただ、ここでは誰もが理解しやすいように「努力」という言葉をあえて使っておくことにしましょう。あとに詳しく説明したいと思います。
<Point>
・まずは「自分は凡人だ」ということを認める
・そのうえで、自分の能力を高めていくのが「努力」である
凡人が天才に勝つ方法:自分の中の「眠れる才能」を見つけ、劇的に伸ばす45の黄金ルール
つんく♂
2023年9月20日
1540円(税込)
四六判/326ページ
発行:東洋経済新報社
ISBN:978-4-492-04729-3
【ついに出た!稀代のヒットメーカー・つんく♂さんの“頭の中”が全部わかる!超画期的なビジネス書!】
【自分の中の「眠れる才能」を見つけ、とことん大きく伸ばす方法、「時代を超えて愛されるヒット」の作り方、全ビジネスパーソンに今最も必要な「プロデュース力」の磨き方……全部この1冊でわかる!】
【「僕も含め、99%の人は凡人。だからこそ「大逆転」できる」そう断言するつんく♂さんが見つけた「普通の人が”小さな才能”を見つけ劇的に伸ばす45のルール」とは?】
【本書で紹介する「黄金ルール」の内容の一部】
■僕も凡人、君も凡人。では、僕ら凡人が輝くためには?
★まず、自分が「天才じゃない」ことを認めよう
★凡人の勝機は「好き」をとことん追求すること、その「大事なポイント」がある!
★何が「好き」がわからない……大丈夫!「好きを見つけるコツ」もある!
★生まれもった素質や「親ガチャ論」を乗り越えられる!
★人間、じつは誰しも「元・天才」だった、その理由は?
★結局、僕ら凡人は、では「何を」「どう」すればいい?
■凡人が「小さな才能」を伸ばし、天才に勝つためには?
★天才に勝つには「行動」あるのみ!「根拠のない自信」を“行動力”につなげるコツは?
★「当たって砕ける」精神で、とにかく「数」をこなそう!
★とにかく打席に立って、どんどんアウトプットすれば、「凡人集団の先頭」には立てる!
★「実践」と「分析」を繰り返す!「自分の好きをデータ化」し、「好き」の要素・要因を徹底的に分析しよう!
★「理不尽を味方につける」くらいのメンタルが最強!「折れない心」を作る超簡単なコツは?
★「天才」「プロ」「アマチュア」。結局、最強なのは誰?「目指すべき道」がわかる!
■「モーニング娘。」を世に生み出したプロデューサー、つんく♂が考える「プロ論」とは?
★これから求められるつんく♂流「令和の10大能力」はこれだ!
★発想が無限に湧いてくる「アイデア出し3つの法則」がある!
★9人の「まあ、ええんちゃう?」より、1人の「めっちゃ、ええやん!」をつくるのが大事
★どんぐりの背比べからの「勝ち方」は、「アイドルオーディション」に学ぼう!
普通の人が「自分の長所を極限まで伸ばし」「自分らしく輝く」ための最高の1冊!
誰でも自分に自信がつき、一歩踏み出す勇気をもらえる!
この1冊で、これまで見えなかった本当のチャンスがつかめる!
着実に、人生を好転させよう!