女性記者にはデレデレ 園遊会の招待者名簿にも
週刊文春が安田さんの不審死をめぐる一連の疑惑を毎週のように報道していたときには、官邸の裏口から出入りするなど、徹底して記者との接触を避けていた木原氏。しかし、報道も落ち着いた昨今は、ふだん通りの様子に戻ってきているという。
「相変わらず、若い男性記者のことは見下していて塩対応ですが、女性記者にはデレデレしながら国会内を闊歩しています。自身の選挙区も、共産党の現職がいるため、野党第一党の立憲民主党は候補者を擁立していません。
選挙も余裕だと考え、ふだんのふてぶてしい木原氏に戻っています」(全国紙政治部記者)
木原氏は11月2日に開催された、天皇皇后両陛下主催の秋の園遊会にも招待されていた。シンガー・ソングライターの松任谷由実さんや将棋棋士の加藤一二三さんなど、各界の功労者やその配偶者ら約1400人ほどの招待者名簿の中に、木原氏の名前もあったのだ。
「園遊会の招待者に届く菊の御紋入りの招待状には、木原氏の名前とともに夫人も招待する旨が書いてあったはずです。ですが、国会議員の集団の中に木原夫妻は見かけませんでした」(園遊会参加者)
「X子さんだけでなく、木原氏も出席しなかったそうです。永田町では傲慢な態度の木原氏も、さすがに陛下の前に出るのは遠慮したのでしょうか……」(全国紙政治部記者)
死亡した安田さんの父は、安田さんの不審死をめぐる告訴状の受理を受け、会見で「ちゃんと捜査してもらいたい。警察に期待しています」と切実な思いを語った。
連日、永田町で「影の総理」然としてふるまう木原氏は、ひとりの父親の訴えに何を思うのか。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班