「コメダ PH (コメダ珈琲の駐車場でエッチした)」
三重県津市の市民団体は今年9月、社会通念や道徳観から大きく逸脱するAの不貞行為について、地方公務員法第33条で定める信用失墜行為に当たるとして、即時更迭を求める「要望書」を津市役所ならび津市教育委員会に提出した。この市民団体によると、署名数は現在500を超えているというが、その発端となったのが、Aの元妻B子が2022年4月に起こしたAに対する慰謝料を求める裁判だった。
裁判資料によると、Aは2003年から2019年までの16年間にわたり、8人の女性と不倫関係にあったとされる。今年9月に下された判決では、裁判期間中にB子と示談した女性たちが不倫行為を認めて慰謝料を支払っていることなどから、「期間を重複しながら多数の不貞行為におよんだのは事実である」と原告(B子)の主張を認めた。
その結果として、AはB子さんに多額の慰謝料を支払うことになったわけだが、今回、津市役所ならび津市教育委員会に「要望書」を提出したAとB子さんの共通の知人であり、市民団体の理事をつとめる人物は、「Aがしてきたことはこれだけではない」と怒りをにじませる。
「裁判では、残念ながら津市の教職員を含めた8人しか認められませんでしたが、実際には、20年間で16人の女性と不倫関係にありました。しかもAはただ不倫しただけでなく、不倫相手と会った日数からエッチの回数、そして女性の容姿や性格から、プレイ内容にいたるまで、自らの『教職員手帳』にすべて記していたんです」(共通の知人)
不倫の証拠となった「三重県教職員手帳」には、不倫相手と思われる女性の名前の一部とともに、「へやのみ 6-H 7-めし 9-H 10-会話(不倫相手の部屋で飲み会をし、6時にエッチ、7時に食事、9時にエッチ、10時に会話した)」や「コメダ PH(コメダ珈琲の駐車場でエッチした)」など、その日の出来事を細かく記してあった。
さらにAは、「性行為の回数」にも並々ならぬこだわりを持っていたのか、月間予定表の欄に、その月の合計回数もまとめていたという。
「こうして1冊ずつ手帳の中身を確認していくと、不倫相手と会った日にちが18年間で『1170日』になるのですが、Aの手帳には、たびたび元奥さんと不倫相手を比較し、『性格』『顔』『スタイル』『H(エッチの上手さ)』といった項目ごとに点数をつけて“評価”をしていました。不倫相手が『できるプレイ』についても記していて、まるで女性を『性欲処理』としか見ていないように思える記述もありました」(同)