「韓国セクシービデオの業界価値を高めたい」
今回、イ監督が来日したタイミングでインタビューしたのだが、来日目的は、人気セクシー男優・森林原人氏が企画撮影する配信作品の撮影現場を見学することだ。
イ氏いわく、森林氏は韓国のセクシービデオファンからも人気があるそうだ。
現場でイ監督は森林氏に付き、カメラアングルの位置や現場の立ち居振る舞いを熱心に観察していた。
さらに森林氏の指示により、イ監督が照明付きカメラを手に、モデルのイメージ映像や森林氏とモデルの性行為中の撮影に加わることも。
撮影後、森林氏にも話を聞くと、
「今日も朝8時から現場入りと韓国チームはとても熱心です。イさんは僕のカメラ回しや女優の体をきれいに見せるアングルなどを吸収しようと前のめりで取り組んでいますよ」
とイ監督の姿勢を絶賛。これに対し、イ監督は今後の展望をこう熱く語った。
「もちろん私も日本のレジェンド女優、吉沢明歩さんのような美しい女性は好きですが、単にスケベな気持ちでセクシービデオを撮ろうと思ってるわけじゃない。
韓国男性から評価の高い日本のセクシービデオ業界を見習って、性欲を発散できる革命的な作品をつくっていきたいと思っている。
そして、陰気な産業というイメージのある韓国セクシービデオの業界価値を高めて、制作会社団体をつくるなど新たな文化をつくることが目標です。
僕はこの仕事に人生を捧げると決めたんです」
さすがに白ブリーフ姿でカメラを担ぐスタイルは継承しないが、本家・村西とおるにも劣らない熱いスピリットを持つイ・ソンウ監督。そのナイスな作品づくりで韓国セクシービデオ業界を大いに盛り上げてくれることだろう。
取材・文・撮影/河合桃子
集英社オンライン編集部ニュース班