他人のイラっとする部分にあなたの才能がある

他人にイラっとしたときは、実はチャンスかもしれません。
先ほど、「人の欠けているところにも、自分の欠けているところにも寛大になろう」と言ったばかりで、その言葉をひっくり返すようですが、イラッとする部分には、あなたの才能があるのです。

自分のことを好きになるために必要な力とは? 自己肯定感を上げる「ネガティブケイパビリティ」の重要性_4
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たとえば、レストランに行ったとき、お水の置き方ひとつで「なんなの? 雑じゃない?」とイラッとした人は、サービス業に向いている人です。

文章を読んだときに「この文章、長いなあ。もっと短く区切って読みやすくすればいいのに」とイラっとできる人は、文章が書ける人です。

気づくということは、そこにあなたの才能があるのです。そこを深掘りしていくと情熱の源泉があるかもしれません。

だから、他人の「欠け」が気になるときは、その気持ちを感じた自分をしっかり見つめてあげましょう。ひょっとしたら、そこに人生を大きく前に進めていける宝が埋まっているかもしれません。

文/山﨑拓巳 写真/shutterstock

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『正しい八方美人になる秘密 人づき合いのコア』
山﨑 拓巳
自分のことを好きになるために必要な力とは? 自己肯定感を上げる「ネガティブケイパビリティ」の重要性_5
2023/7/20
¥1,650
単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 304ページ
ISBN:978-4761276812
対人関係で必要なことが全部わかる! 
親子、恋人、親友、ライバル、恩人、上司、部下、愛、憧れ、嫉妬、別れ。 
著書累計200万部・インスタグラムフォロワーも25万人突破のベストセラー作家「成功の舞台裏」をこの1冊に凝縮。 

<本書の主な内容> 
○人が人を好きになるメカニズムを知っておく○愛って結局、何?○自分だけ勝とうとしない
○嫉妬はエネルギーに変える○悪口は必ず本人に伝わる○忠告は不要 ○近づきすぎない 
○正論は峰打ちで言う ○ 本当の味方は1割もいない ○怒りには怒りで応じない 
○噂話はスルーする ○目上の人には魂のしっぽを振る ○親を名前で呼ぶと自立できる.etc 
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