同じ振り幅なのに距離が違う!

結論からいうと、大変よかった。
驚くほどよかった。
即スタメン入りさせたほどよかった。

なにがよかったって、飛距離が伸びた。
いや、ドライバーじゃないんだからさ、と言わないでほしい。
10メートル、15メートルのロングパットを打つときに、小さなストローク幅で振れれば、それに越したことはないのではなかろうか。

このたび、いろいろリサーチの結果、トライしたのは、スパイダーGTx アイスブルー トラスヒール パター。
三角ネックパターのパイオニアとも言える、「トラス」を送り出したテーラーメードの新作で、マレット型よりさらに大きなヘッドの、いわゆるネオマレット型と呼ばれるタイプだ。

私の場合、これまでのパターだと右足の内側までのテイクバックで打つと、歩測7歩くらいの距離が目安だったのが、このスパイダー、9歩くらいのとこまで伸びる。
なんでだろう、と諸先輩がたに聞いてみると、ミートがよくなったからだろう、とのことだ。

久方ぶりのパターチェンジを決意させたスパイダーGTx アイスブルー トラスヒール パター
久方ぶりのパターチェンジを決意させたスパイダーGTx アイスブルー トラスヒール パター

正直、最初に構えた時の違和感は半端なかった。

ピン型を愛用してきた己にとっては、存在感たっぷりの眺め。それゆえに、ヘッドに適度な重量感があり、パットストロークが安定するのだろうけど、なんともぎこちない振りになるのはしょうがない。

慣れてくると、ヘッド上のラインにボールを合わせて、スクエアに構えやすい。そうすると左右のブレなく真っ直ぐ打ち出せそうな気がだんだんしてくるから、不思議なものだ
慣れてくると、ヘッド上のラインにボールを合わせて、スクエアに構えやすい。そうすると左右のブレなく真っ直ぐ打ち出せそうな気がだんだんしてくるから、不思議なものだ

ホームコースの練習グリーンにて、いつものように、まず右足内側までのストロークでパッティング。
すると先述のように、距離が伸びているではないか。まだ慣れてなくて真芯を食ったわけでもないのに。