海外レジェンドも名監督も6月生まれだらけ!

「レフティー」にこだわらなければ、サッカー界の6月生まれのスター選手やレジェンドはほかにもどんどん出てくる。

たとえば、フランスが誇る2人の「10番」、ミシェル・プラティニ(1955年6月21日)とジネディーヌ・ジダン(1972年6月23日)がまさにそうだ。

また、世界で活躍した10番といえば、ともに神戸でもプレーしたデンマークのミカエル・ラウドルップ(1964年6月15日)、ドイツのルーカス・ポドルスキ(1985年6月4日)もいる。

ほかにも、「ミランの象徴」パオロ・マルディーニ(1968年6月26日)、「スペインの至宝」ラウール・ゴンサレス(1977年6月27日)、「W杯歴代最多得点記録保持者」のミロスラフ・クローゼ(1978年6月9日)、「闘将」オリバー・カーン(1969年6月15日)、「鉄人」フランク・ランパード(1978年6月20日)、「幻のバロンドーラー」ヴェスレイ・スナイデル(1984年6月9日)……と各国レジェンドがずらりと並ぶ。

現役スターでも、ベルギー代表のデ・ブライネ(1991年6月28日)、ドイツ代表のマリオ・ゲッツェ(1992年6月3日)、エジプト代表のモハメド・サラー(1992年6月15日)、スペイン代表のロドリ(1996年6月22日)、イングランド代表のジュード・ベリンガム(2003年6月29日)……とまだまだ出てくる。

また、選手だけでなく指導者にも「6月生まれの監督」は多い。たとえば、ミラン、ローマ、ユヴェントス、さらにレアル・マドリードで監督を務め、それぞれでリーグ優勝。代表監督としてもイングランドやロシアなどを率いたファビオ・カペッロ(1946年6月18日生まれ)もまもなく誕生日。同じレアルの監督経験者でいえば、前述したジダン、カルロ・アンチェロッティ(1959年6月10日)もこの系譜に連なる。

また、「ゲーゲンプレス」の生みの親としておなじみ、リヴァプール監督のユルゲン・クロップは1967年6月16日生まれと日付は堂安と一緒。そのクロップが影響を受けたとされる「教授」ラルフ・ラングニック(1958年6月29日)や、元日本代表監督のハンス・オフト(1947年6月27日)、そして、堂安が現在所属するフライブルクのクリスチャン・シュトライヒ監督(1965年6月11日)も6月生まれだ。

昨季限りで引退し、今季から横浜FCでコーチに就任した中村俊輔、カンボジア代表で実質的な監督を務めた本田圭佑。日本が誇る6月生まれのレジェンドたちも、今後、指導者として大成するかもしれない。