加齢による膣の緩みは
そのままにするしかないのか

訪れたクリニックは、女性の「名器形成」をはじめ、男性のED治療なども行う日本でも数少ない下半身の美容医療が専門の『vearyclinic(ヴェアリークリニック)』。

院長を務める井上裕章氏は医者の家系に生まれ、東大医学部(理Ⅲ)を卒業した後、消化器外科医でがん医療に携わってきた超エリート医師だ。

〈下半身の美容整形最前線〉加齢による膣の緩みを解消! 膣内にヒアルロン酸注入で「タコ壷」型の名器にした48歳女性の告白「年下の彼がすごくいいよ、と言ってくれて」_1
「vearyclinic(ヴェアリークリニック)」にて院長を務める井上裕章氏 撮影/集英社オンライン
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この病院の門を叩き、井上院長に「タコ壷」型の名器形成の施術を受けたのが、都内のIT企業でチームマネージャーとして務める鈴木真由子さん(48歳・仮名)だ。真由子さんは言う。

〈下半身の美容整形最前線〉加齢による膣の緩みを解消! 膣内にヒアルロン酸注入で「タコ壷」型の名器にした48歳女性の告白「年下の彼がすごくいいよ、と言ってくれて」_2

「実は去年、久しぶりに彼氏的な方ができたんです。その方が、ちょっと年下で。で、そういうこと(セックス)をした時に、あまり盛り上がらなかったんです。単純に向こうのリアクションが薄いのか、それとも私に何か問題があるのか、すごく不完全燃焼で。事後にこんなにモヤモヤしたのは初めてのことでした」

真由子さんの年下の彼氏は3年ぶりにできた30代後半の彼氏だという。真由子さんのようなアラフィフの女性が久々のセックスで感じる違和感とは何か? 井上院長に聞いてみた。

「加齢により足腰の筋肉が弱まるのと同じで、膣周辺の筋肉である骨盤底筋群も確実に弱まります。また、膣は子宮など内臓の重力を支えているので、常に膣口が重力によって引き伸ばされているのと同じ状態なんです。

そのため頬や胸、お尻が垂れるのと同じように、膣の場合はその垂れが緩みという症状として出ます。つまり真由子さんは加齢によって自然に生じる膣の緩みがあったのかもしれません」

加齢による膣の緩み…! なんというパワーワード。よく膣の緩みは産後のダメージが大きく影響するというが、真由子さんに産歴はない。ただ加齢だけで緩むとは、どういう仕組みなのか。