物を床に直置きにしない、ゆっくりできる場所をつくる…新生活・ひとり暮らしでしんどくならない「住まい」のつくりかた
4月、新生活をスタートする人の中には初めてひとり暮らしをする人も多いだろう。住まい、食、お金、防犯対策など、知っておきたいひとり暮らしのコツを華井由利奈氏の『一生役に立つ しんどくならない「ひとり暮らし」ハンドブック』(光文社)より一部抜粋・再構成してお届けする。
しんどくならないひとり暮らし#1
床に直置きをしない
●直置きしない環境にする
帰宅後など、すぐに片付けるのが面倒なとき、床にものを直置きしていませんか?
直置きには、さまざまなデメリットがあります。一番のデメリットは、床掃除をするために床の上のものを片付けるのが面倒になり、掃除の頻度が下がること。定期的に掃除ができなくなるとホコリがたまるうえに、片付けられないものもどんどんたまり、さらに掃除が面倒になります。
床置きした場所に湿気がたまってカビが発生したり、床が変色したりするおそれもあります。ホコリがたまった部屋にいると、アレルギー症状を引き起こしやすくなる、とも言われています。地震などの災害時には、落ちているものを踏み、ケガをするかもしれません。
床にものを直に置くという行動自体を防ぐために、仮置き用のボックスやスペースなどを用意してみましょう。
また、ロボット掃除機を導入すると、掃除機の導線をふさがないように日頃から環境を整えるようになるので、おすすめです。
しんどくならないひとり暮らし#2
しんどくならないひとり暮らし#3
2023/1/25
1,375円
192ページ
ISBN:978-4334953539
ひとり暮らしは「できて当たり前」ではありません。
ひとり暮らしが “しんどくなる” 原因に注目し、心がラクになる暮らし方をまとめました。
「同じような失敗や後悔をしてほしくないから」と先輩たちから寄せられた
約1000件のアドバイスを凝縮。
住まい、食、身だしなみ、お金、防犯、人間関係、メンタルケアなど、
これからひとりで生きていくあなたに
「どうしても」伝えておきたい50の心得を掲載しています。