「台本を持つと緊張しちゃうの」
萩本さんが日本アニメ作品に声優として出演するのは実は初めてのこと。萩本さん自身も驚きだったというゲスト声優としての出演についてコメントを紹介する。
――オファーが来たときの感想は?
信じられないよね。アニメーションに欽ちゃんがそのまま出てくると思わなかった。ありがたいことですよ。最初は『欽ちゃんのドーンとやってみよう』の声だけかなと思ったの。映像にあって、そんなにしてくれなくてもいいのにと思ってさ。恐縮しちゃってさ。
でも、違う世界の中に実在の欽ちゃんがそのまま出てるって、さくらももこさんに会いたくなっちゃうよね。なんかありがとうございましたってお礼を言いたい気分よ。
――アニメの中の欽ちゃんを演じてみていかがでしたか?
台本持つと緊張しちゃうの。びっくりしちゃった。よく考えたら別に台本読むようなセリフじゃないんだよね。終わってから気付いたよ。相当緊張してたんでしょうね。間違えないように。
――放送を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。
子供の番組っていうけど、むしろ年をとった私と同世代のじいちゃん、ばあちゃんに。孫の言葉って笑えたり、にこやかになれる。私はどちらかというとみんなみてねというよりは“じいちゃん、ばあちゃん、欽ちゃん出てるからその時代にちょっと戻ってみようよ”と言いたいかな。楽しみにしてて!
“『まる子と山桜』の巻”も放送!
欽ちゃんが登場するエピソードのほか、美しい桜をめぐる“『まる子と山桜』の巻”もオンエア予定。
ある日、まる子とたまちゃんは富士山を背景に立つ1本の立派な桜の木を見つける。同じ“さくら”としてまる子は友達のように思い、たまちゃんは“まるちゃんの木”と呼ぶ。教室でもその話をすると、青葉のころにまる子と藤木の合同誕生日会を開くことに!
誕生日会の後、まる子は落ちていた桜の木につまずいてケガをしてしまう。樹齢300年以上の山桜。その桜にはある“予定”があると聞いたまる子は…。
原作コミックス『ちびまる子ちゃん』は1〜17巻までが現在発売中。
5月2日(月)発売の『MOE』2022年6月号(白泉社)では、『ちびまる子ちゃん』をはじめ『コジコジ』など、さくらももこが描いた世界の魅力を32Pにわたり特集している。さらにとじこみ付録として、『ちびまる子ちゃん』&『コジコジ』のユーモアいっぱいな35連発シールも。さくらももこファンは必携の一冊だ。
また、「ちびまる子ちゃん」と「コジコジ」がサマンサグループとコラボレーションした「MOMOKO SAKURA COLLECTION」の発売が決定したとのことで、公式オンラインショップの特設ページが公開されている。
【「MOMOKO SAKURA COLLECTION」公式オンラインショップ特設ページ】
URL: https://www.samantha.co.jp/shop/e/el2204pcz/
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編集協力 上村祐子