一見して金持ちの家に見えるたたずまいに数台の高級外車

大塩さん宅周辺では約1年前、屋根のリフォームを呼びかける不審人物が一帯をうろつき、インターフォンを鳴らして歩く姿が確認されている。

「しつこくピンポンを鳴らすので出てみたら、グレーの作業着姿の若い男が『瓦が壊れているのをわかっていますか。至急直した方がいい』と言ってきた。適当にあしらっていたが、しつこいので、リフォーム業者なのか問いただすと『近くで働いている警備員です』と意味不明のことを言っていたので余計不気味だった」(近所の住人男性)

屋根の修理を呼びかける男は当時、複数いたとみられるが数日間で一帯から姿を消したという。

大塩さん方は厳かな洋館を思わせる佇まいで、ガレージには常に高級セダンが3〜4台停まっていたという。


近隣でもひときわ目立つ洋館のような大塩邸
近隣でもひときわ目立つ洋館のような大塩邸

「元々あった洋館に大塩さん一家が3~4年前に引っ越して来られました。このあたりではあまり見かけないタイプのご一家で交流はあまりもっていませんでした。白色と黒色のベンツを含めて高級車が何台も停まっているので、一見してお金持ちの家という感じで狙われやすいお宅だったのかもしれません」(別の近所の住人男性)

警視庁
警視庁

犯行グループはメンバーの一人が逮捕されて情報漏れの可能性があるにもかかわらず、計画通りに犯行を進めたことで手口がより凶悪化しているとみられ、警視庁は5県警と協力して絞り込みをかけ、グループの足取りを追っている。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班