注目する出場歌手は「なし」がまさかの4位に
第73回NHK紅白歌合戦の出場歌手43組が11月16日に発表された。
そこで「集英社オンライン」では「紅白歌合戦出場歌手のなかで注目する歌手は?」というテーマでネット&街頭アンケートを実施したところ、5人そろっての紅白出場はおそらく最後となるKing & Princeが堂々1位。2位、3位に乃木坂46、ウタと続いた。
今回の紅白の特別企画の出演をもって歌手活動を休止する氷川きよしや、若者から絶大な支持を集めるOfficial髭男dismなど、話題性のある歌手が名を連ねる一方、注目する出場歌手は「なし」との回答も4位と上位に…。国民的年末音楽番組としては寂しい回答だった。
かつての国民的アイドルも3年連続落選
サンドウィッチマンの伊達みきおも自身の冠ラジオ番組『サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー』(ニッポン放送)で、「新しい人多すぎ」「年配の人も見なくなっちゃうよ」とボヤいたことがネットニュースに取り上げられて話題となったが、たしかに今年は初出場のK-POPアーティストなど、世間になじみの薄い歌手が多い印象だ。中には「国民的音楽番組と呼んでいいのか」と疑問に思う人も少なくないだろう。
そこで、前述のアンケートでは「今年の紅白歌合戦に本当に出場してほしかった歌手は?」という質問も投げかけてみた。そのトップ10を紹介しよう。
10位 BUMP OF CHICKEN 8票
10位は同票で2組。昨年、2度目の出場を果たしたBUMP OF CHICKEN。今年は興行収入約97億4000万円を記録した『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』の主題歌や、話題のアニメ『SPY×FAMILY』の第2クールのオープニング曲を担当するなど、活躍を見せたが、紅白には不出場。
「今年のコナン映画の主題歌や、『SPY×FAMILY』のOPがヒットしたし、カラオケでもよく歌われる。出場する資格があると思う」(10代男性・学生)
「去年より今年のほうが活躍は目立ってたと思うんだけどなぁ」(20代女性・看護師)
「とっくに国民的アーティスト。知名度だってミスチルに並ぶレベル。毎年出場してもいいと思う」(20代男性・販売)
10位 ジャニーズWEST 8票
まだ紅白の出場経験がないジャニーズWESTだが、同じ関西出身である関ジャニ∞となにわ男子の出場を受けて、同グループも紅白の舞台で見たかったとの意見が聞かれた。
「関ジャニ∞やなにわ男子が出てるから関西勢3組が勢ぞろいする紅白が見たかった」(20代女性・フリーター)
「WESTも今年十分活躍してたと思うんだけど……」(10代女性・学生)
8位 AKB48 9票
2009年から11年連続出場していたAKB48も、その記録が一昨年でストップ。国民的アイドルとして長年メジャーシーンに君臨してきた彼女たちの3年連続落選は、ひとつの時代の終わりを告げるものになったか。
「もう紅白常連ではないんだなってハッキリわかってしまい悔しい」(20代男性・会社員)
「今年こそは出て再起を図ってほしかったです」(30代男性・IT)
「AKBは落選したが、LE SSERAFIMとして宮脇咲良が紅白に出場するのでそれで満足」(30代女性・事務)