村上、新庄、きつねダンスも
中日・宇野の“世紀のヘディング”以降、番組では数々の「珍プレースター」を生み出してきた。
「達川光男さん(広島)のデッドボールのアピールは名人芸の域でしたし、試合中にコンタクトレンズを落として、みんなに探させるシーンは視聴者にも大人気でした。また、星野仙一さん(中日ほか)の迫力あふれる乱闘シーンは外せませんし、野村克也さん(ヤクルトほか)は緻密な指揮官としての顔とは対照的な、オフのお茶目な姿が印象的でした」
番組開始から40年周年の節目にあたる今年は、過去の伝説の珍プレーを掘り下げるコーナーも。
「西武・山川穂高選手の“ドスコイ”や、巨人・松田宣浩選手の“熱男”など、最近では選手がカメラに向かってパフォーマンスすることが当たり前になってきて、選手とファンとの距離感も縮まってきていますが、そのはしりともいえるのが、ヤクルトや巨人で活躍したラミレスさんです。彼をスタジオにお呼びして、なぜあんなパフォーマンスをはじめたのかに迫ります。
また、阪神・下柳剛投手が相次ぐ内野手のエラーにグラブを叩きつけて怒りをあらわにしたシーンは珍プレーファンの間でもお馴染みかと思いますが、今回は当事者をスタジオにお呼びして、“実況見分”を行うシーンもあるので、ぜひお楽しみください」
そのほか、「珍プレー好プレー」ならではの名物ハプニングシーンも数多く放送予定。
「今はなきガラガラの川崎球場でカップルがいちゃついていたり、ホームランを打っていないのに、間違えて球場で花火が打ちあがってしまったり。また、最近ではめったにお目にかかれなくなってしまった白熱の乱闘シーンもお届けします」
令和初の三冠王となったヤクルトの村上宗隆選手や、日本ハムの新庄剛志監督、さらにはきつねダンスが話題となったファイターズガールも登場。
『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2022 おかげ様で40周年! 珍プレーよ永遠に……SP』は12月11日(日)19時からフジテレビ系列にて放送される。
文/集英社オンライン編集部 写真/共同通信社