#1 家族が服を脱ぎ散らかしてイライラ……は「ズボラかご」で解決!
そもそも、家にいる時間が長いのに、部屋を片づけない
▼女性は「食器・洋服」、男性は「本・時計」を集めがち
「うちの妻、片づけが苦手なんです。なんとかならないでしょうか」
片づけができないパートナーへの不満は多く、切実かつ切迫感が伝わってきます。
一般的には、「女性はショッピング好き」というイメージを持たれます。百貨店やショッピングセンターでも、女性向けのほうが床面積が広いですよね。今回は、「所有欲の性差」について考察します。
株式会社サマリーが関東在住の男性300人・女性300人に対して行なった「片づけに関する調査」を基に、「性差」の実態について深掘りをしてみたいと思います。
これから様々なデータを提示します。大事なのは、「そこから何を読み取るか」です。
そして、その現実とどう向き合って、何をなすべきなのかを一緒に考えていきましょう。
まずは、表1、表2をご覧ください。
ここでは、モノへの愛着を測るための10の質問を行ない、男女合計の平均を基準にモノへの愛着の強弱の割合をみると、通説通り「女性のほうが男性より、モノに愛着を強く持つ傾向がある」という結果になりました。
さらに、「人より拘りをもって集めているアイテム」について男女差を比較してみると(表3)、女性は洋服や食器やインテリアグッズ、男性は本や時計を集める傾向があることがわかります。女性のほうがコレクションしているモノの種類が多く、またかさばりやすいモノの収集を好む傾向があるようです。