佐々木朗希の完全試合に、大谷翔平の満塁HRに現場で遭遇!  今一番“もってる”アナウンサー佐久間みなみが伝えたいこと_1
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自己採点は、30点

――入社した時、どんなアナウンサーになりたいというのはありましたか?

憧れの先輩がたくさんいるのですが、真っ先に頭に浮かんだのは……親近感のある、親しみを持ってもらえるアナウンサーになりたい――というものでした。

――それは、実践できている?

できている……と思うこともなくはないのですが、数えられるほどでまだまだですね。

――ご自身で点数を付けるとすれば?

理想を100だとすれば…そうですねぇ…30点くらいだと思います。失敗ばかりしていますし、いろんな人に助けられて、教えていただきながらなので。

――入社1年目から、いきなり報道の担当になりました。

ニュースを読むことが好きで、面接の時から報道を第一志望にしていたので、それを1年目からできたことは、私にとってものすごくいい経験になっています。

――報道はミスが許されない、怖い部署というイメージがありますが。

どのジャンルにもそれぞれに難しさがありますが、今起きていることをリアルタイムで伝えなければいけない報道では、わずかなミスが大きな影響を与えてしまうので、そういう意味での怖さというのはあります。

――その怖さを味わいました?

味わい尽くしました(苦笑)。ニュース原稿の最初の部分…リードというのですが、それをすっ飛ばしてしまったり。「次のニュースです」と言った後に、同じ原稿をもう一度読んでしまったり……おおよそ考え得る失敗は全てやらかしています(笑)。

――やらかした後は、落ち込む?

すごく落ち込みます。ミスしたことに関しては、一生忘れられないんだろうなと思うくらい、深く刻み込まれています。

――立ち直る方法はあるんですか?

レベルによって、一晩寝てもう考えるのはやめようと吹っ切ることもありますが、レベルマックスのミスをしてしまった時は、どん底まで落ちてそこから自然治癒……ゆっくりと時間をかけて這い上がってくるのを待つ感じです。

――そこまで落ちた姿を見ていたいような、見るのが怖いようなですね(笑)。

誰にも見せないし、見られたくないです。それくらい酷いですから(笑)。