夏休みの宿題は一つのファイルにまとめる
夏休みの宿題は、ドリルやプリント、絵日記の用紙などサイズも容量もバラバラで何があるのか、また、どのぐらいやったのか、やっていないのか、など管理しにくいものです。
そこでおすすめなのがポケットホルダーが付いたファイル1冊にまとめること。ポケットホルダーなら一枚のプリントから、ドリルのような厚みがある冊子まで収納でき、子どもでも出し入れしやすくなります。
学童に行く時も、帰省する時も、さらに新学期の宿題提出でもこのファイル1冊持っていけばいいので、忘れ物防止に繋がります。
ファイルの収納場所は、子どもが宿題を行う場所の近くがおすすめです。リビング、ダイニング、学習机など、とにかく手に取りやすく、忘れない場所に置きましょう。
また、夏休みは学校のようにチャイムや時間割がないので、ダラダラと過ごしてしまいがちです。部屋でずっと遊んでいると、一日中散らかったまま、ということも。
こんな時こそ、片付けを行動の区切りとして活用するのがおすすめです。学習時間が終わったら、宿題ファイルや文房具を収納場所に戻してから、ゲームをするというように、一つの行動が終わったらものを元に戻す、それから次の行動に移すというような一連の流れで行う習慣をつけると、時間のメリハリがつきます。
子どもの成長と共に持ち物が変わり、それに対する思いも変わります。
その時その時の変化に合わせてものを整理し、ひとまず収納場所を決め、うまく片付けられなかったらまた変えてみる。そのトライアンドエラーが大切です。
こうでなきゃいけない! これが正解だ! など理想を押し付けすぎず、子どもと一緒に考えながら柔軟に変えていくことができたら、子どもも大人も暮らしやすい家になると思います。
取材/百田なつき