Apple Watchで薬の飲み忘れを防止! 超進化した新「watchOS 9 」を先行チェック
Appleが7月12日から公開開始した最新OSのパブリックベータ版には、Apple Watchの次期メジャーバージョンである「watchOS 9」も含まれている。今秋リリースされる最新OSを搭載することで、Apple Watchはどのように進化するのか。本記事では取材に基づく特別な許可を得たうえで、パブリックベータ版を元にwatchOS 9のファーストインプレッションをお届けする。
パブリックベータ版でApple Watchの新機能をひと足先に体験しよう!
より多彩な文字盤とコンプリケーションを選べる
Apple Watchの大きな特徴の1つといえるのが、自分らしさを表現し、自分が使いやすい情報を表示することが可能な「文字盤」です。
次期watchOS 9では「ルナー」「プレイタイム」「メトロポリタン」「アストロノミー」という4つの文字盤が追加されたほか、これまでのいくつかの文字盤でも新たなカスタマイズが可能になっています。
左から、グレゴリオ暦と太陰暦の関係を表現した「ルナー」、アーティストJoi Fulton氏のアート作品「プレイタイム」、時計のタイポグラフィーが印象的な「メトロポリタン」、新しい星図と現在の雲のデータを表示する「アストロノミー」
また、「ユーティリティ」「シンプル」「アクティビティアナログ」などの文字盤には現代化されたコンプリケーションが搭載され、より使いやすくApple Watchをパーソナライズすることができます。
中でも個人的に気に入ったのが、愛用している「モジュラーコンパクト」の文字盤にカラフルな背景を設定できるようになったこと。気分や利用シーンにあわせて見た目をいろいろと変化させられます。
「モジュラー」「モジュラーコンパクト」「特大」などのクラシックな文字盤には好みの背景色を設定できます
ポートレート文字盤も進化し、猫や犬、風景などのより多くの写真で深度エフェクトが使えます
また、iPhoneで設定した集中モードに合わせて、Apple Watchの文字盤を自動的に切り替えられるようになったのもうれしいポイントです。たとえば「仕事」集中モードの間は必要な情報だけが表示される文字盤に、プライベートのときはパーソナルな写真を飾った文字盤などに手間なく切り替えることができます。
iPhoneの「設定」アプリにある「集中モード」の設定から、特定の集中モードをオンにしたときのApple Watchの文字盤を選択できます