「支援が入っていれば」と漏らした内藤被告
法廷では、事件当時、世田谷区の障がい福祉担当者が内藤被告の妊娠・出産を把握していなかったとの説明もあった。内藤被告が事件後、「誰を恨んでいるのか」と尋ねられ、「支援が入っていれば」と漏らしていたことも明かされた。
初公判で検察側が指摘したのは、優愛ちゃんの遺体に残された計67か所の傷だった。内藤被告は、刃渡り16センチの包丁で優愛ちゃんを何度も切りつけるなどしたとされ、傷のうち20か所が頸部、30か所が腹部に集中していたという。
「死因は、首の頸動脈が切断されたことによる出血性ショックとされています。内藤被告は起訴内容を認めていますが、切りつけた際の記憶については『睡眠薬を過剰摂取していたため覚えていない』『気を失って目覚めると血まみれの優愛ちゃんが湯船で浮かんでいた』などと説明しています」(同)
内藤被告は、元夫と優愛ちゃんの親権をめぐって話し合うなかで、「娘と一緒にいるためには一緒に死ぬしかないと思った」と述べた。事件当時は睡眠薬を過剰摂取したほか、自ら命を絶とうとしたとも説明している。
「浴槽で優愛ちゃんと溺死するつもりだったと述べ、包丁を持っていた理由については、『あくまでも保険で、使うつもりはなかった』といった趣旨の説明をしました。事件前にも自傷行為や自殺未遂があり、検察側から『今回なぜ、失敗しないと思ったのか』と問われると、『優愛ちゃんと一緒だから』と答えています」(同)













