バナナマン日村の休養から半年が経過

コンビでは主に設楽統が進行を担い、日村がいじられたり、体を張ったりして笑いを生む。『バナナサンド』のゲーム企画でも、日村自身の挑戦は見どころの一つだ。司会席に座る一方、自ら笑われる側にも回る。

また、個人での需要も高い。放送開始から5年を迎えたBS朝日の『ウォーキングのひむ太郎』は、日村の趣味であるウォーキングを軸に、飾らない人柄や街の人との交流も楽しめる番組だ。現在は事務所の後輩であるスピードワゴン・井戸田潤が代役を務め、番組をつないでいる。

(画像/バナナマンのせっかくグルメ!!公式SNSより)
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個人で出演するレギュラー番組には、ほかにも『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』(日本テレビ系)、『ひむバス!』(NHK)がある。いずれも、共演者や一般の人とのやり取りに、日村の人柄がにじむ番組となっている。

そんな日村のロケのうまさが、思わぬ形で再評価される出来事もあった。

『せっかくグルメ』では、休養後、過去のロケ映像を再編集して放送する対応も取られてきた。そんななか、10月4日放送の高知ロケが波紋を呼んだ。

Snow Man・深澤辰哉とザ・たっちが、地元の女子中高生4人におすすめの店を尋ねた場面でのこと。4人がなかなか店を挙げられずにいると、画面外から別の女性が声をかけてきて、代わりに店を紹介した。

女子中高生への聞き込みの途中で、別の女性が紹介役になった展開に、一部視聴者からは「最初の4人がかわいそう」など、女性の「割り込み」を批判する声が出た。一方で、困っていた女子中高生に助け舟を出しただけ、と受け止める声もあった。

編集や状況の伝え方にも賛否が分かれるなか、SNSには《トークなどでカバーしてきた日村さんが凄い》《こういう放送を見ると「日村さんってやっぱりロケ上手かったんだなぁ」と思うよね》といった声も上がった。

日村がいれば騒動を防げたのかはわからない。ただ、一般の人にも気さくに接し、相手の反応を素早く拾いながら、会話やリアクションで見どころをつくる。豪快な食べっぷりと同じくらい、こうした聞き手としての技術が、番組の楽しさを支えてきたことが垣間見えた騒動だった。