農家とタレント、2つを両立させたい

「さつまいもの魅力は無限大です! ねっとり系もあれば、ホクホク系もある。甘みが強いものもあれば、ジャガイモやニンジンのような風味のものもあって、飽きることがありません。もう好きすぎて、さつまいものオタクになってしまいました(笑)」

そう語るのは、元「フジコーズ」の上西萌々。2024年に『オールナイトフジコ』(フジテレビ系)に出演し、アイドル活動を経て、現在は「さつまいも農家タレント」という異色の肩書きを掲げている。

「さつまいもは形もかわいいし、黄色と紫の色合いも素敵ですよね。でも、イチゴやサクランボの目印チャームはよく見かけるのに、さつまいもの目印チャームはあまり売っていないんですよ」

インタビュー中、持参していた焼き芋を頬張りながら、そう語る上西。彼女は今年の春から、茨城県守谷市でさつまいもの栽培に挑戦し、タレント活動の合間を縫って畑に通いながら、農作業やSNSでの情報発信に取り組んでいる。

「おいしくて、栄養も豊富で、見た目までかわいい……。こんなに優れた食べ物は、なかなかないと思います」

「さつまいもオタク」であることを明かした上西萌々(撮影/千駄木雄大)
「さつまいもオタク」であることを明かした上西萌々(撮影/千駄木雄大)
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もっとも、現在は農業の専門家から指導を受け、栽培方法を学んでいる段階だ。本人も、まだ一人前の農家ではないと認めている。

SNSでは「どうせ本気ではないでしょ」というコメントが寄せられることもあるという。それでも農業に取り組むのは、「タレントだからこそ」果たせる役割があると考えているからだ。

「私は農家とタレントを分けて考えず、その2つを両立させたいと思っています」

その一つが、消費者に農産物の産地やブランドへの理解を深めてもらい、購入につなげることだ。