「危険か便利か」だけではない…電動キックボードの新たな可能性
実際、電動キックボードを導入すれば必ず安全で効率的になるとは限らない。狭い生活道路では、自動車や歩行者との接触、乗り降りの際の転倒など、新たなリスクが生まれる可能性もある。
また、ごみ収集の現場が抱える人手不足は、移動時の負担軽減だけで解決する問題ではない。賃金や労働環境の改善など、働き手を確保するための取り組みも欠かせないだろう。
今回の実験の第1期は11月14日まで。毎週水曜日と土曜日に実施され、第1期の結果を検証したうえで、第2期以降の期間を改めて設定する予定だ。
電動キックボードの導入によって、実際にどれほど作業員の負担を軽減できるのか。また、安全性を確保しながら、作業効率も高められるのか。今後の検証では、こうした点が重要になる。
全国初となる「走らないごみ収集」は、高齢化や人手不足に悩む現場の新たな選択肢となるのか。その成果が注目される。
取材・文/集英社オンライン編集部













