「タトゥーが入ってる親って、子供の運動会でも隠さなきゃいけないの?」

“おでんツンツン男”こと豊嶋悠輔氏がXに投げかけた問いかけに対し、「別にいいんじゃない?」「(隠すのは)社会的な礼儀作法ですよ。特に子供たちの前では」など、さまざまな声が寄せられている。

その後、豊嶋氏は21日、再びXを更新。娘の運動会が楽しみで、周囲からどう見られるかまで考えが及ばなかったと説明し、配慮不足を謝罪した。タトゥー自体を否定するつもりはないとしながらも、場所や状況に応じて周囲の価値観を尊重する大切さについて言及した。

都内の公立小学校でPTA副会長を務める、ある父親は、学校行事でのタトゥーについてこう話す。

「運動会等の行事はあくまでも子どもがメインなので、保護者のタトゥーはなるべく隠してほしいかなと思います。やっぱり怖がってしまう保護者がでてくるし、みな近づきません。

ただ、学校は保護者に対してそういうことは言えないので、仮にウチでそういう保護者がタトゥーを堂々と運動会で見せていた場合『うまく対応してほしい』という“圧”は雑談レベルであるでしょうね」

では、実際にタトゥーを入れている保護者はどう考えているのか。

10代のときに背中に大きな龍のタトゥーを入れたという、大阪在住のAさん(30代)は「基本的には見えないようにしています」と話す。

「私の場合、背中にがっつり入っているんです。腕にはいわゆる“イタ彫り”(=自分でいれるイタズラ彫り)があって、一か所に大きく入れているというより、いろいろなものが入っています。服を着るときは見えないように気をつけています。

運動会でも、しゃがんだ時に見えないようにインナーを着たりしますし、タトゥーが見えるような格好はしません。プールに行くときもラッシュガードを着ています。ただ、腕に関しては普通に出すこともありますね」

背中に大きな龍のタトゥーがあるAさん(写真/Aさん提供)
背中に大きな龍のタトゥーがあるAさん(写真/Aさん提供)
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Aさんは、タトゥーは「思い入れがあって入れたもの」としたうえで、学校行事でのマナーについてこう語る。

「見せるために入れたわけではないですし、タトゥーに馴染みのない人からしたら、どう思われるか分からないじゃないですか。特に、子どものことを考えると、あえて見せる必要はないと思っています。自分はよくても、タトゥーが入っていない家庭の子どもや、その保護者にどういう影響があるかは分からないので」

学校行事で配慮を求められたことはあるのだろうか。

「先生から『タトゥーを隠してください』『行事では配慮してください』と言われたことはありません。ほかの保護者がそういう注意を受けているというのも聞いたことがないです。

実際、タトゥーが見えている保護者はいますよ。みんな普通に服を着ていて、少し見えている程度です。そういう保護者に対して、保護者同士で、『あまり関わらないほうがいい』というような噂話も聞いたことはないです」

子どもと踊るAさん(Aさん提供)
子どもと踊るAさん(Aさん提供)