部屋から出られなくなり、ひきこもり生活に
自暴自棄な行動を続ける一方で、自分の部屋に長くひきこもることが増えていった。
「気持ちの波がすごく激しくて。もう動きたくない、何もしたくないみたいなのがひどくなると、何週間も部屋から出られないし、お風呂にも入れない。ご飯も食べないで、買いだめしておいたおやつだけベッドで食べて、みたいな。
ネットすらできなくなり、ずっと寝ていることもあって、いつの間にか夜だったみたいなことも頻繁にありました」
こうして、断続的にひきこもる生活は大学3年が終わるまで続いた。
荒んだ日々が強制的に終わったのは4年生の春。コロナ禍になり、実家に戻ったのだ。授業がオンラインになり家で受講できたおかげで、どうにか卒業できた。
就活もオンラインが主になり、虎井さんはパソコンの扱いに慣れていたこともあり、不動産関係の会社に就職が決まった。
だが、社会に出ると、さらなる困難が待っていた――。
〈後編へつづく『うつ病、発達障害、自己破産…「マジで死ぬかもと思った」20代女性を再生させた「全員VTuber」の職場』〉
取材・文/萩原絹代

















