部屋から出られなくなり、ひきこもり生活に

自暴自棄な行動を続ける一方で、自分の部屋に長くひきこもることが増えていった。

「気持ちの波がすごく激しくて。もう動きたくない、何もしたくないみたいなのがひどくなると、何週間も部屋から出られないし、お風呂にも入れない。ご飯も食べないで、買いだめしておいたおやつだけベッドで食べて、みたいな。

ネットすらできなくなり、ずっと寝ていることもあって、いつの間にか夜だったみたいなことも頻繁にありました」

写真はイメージです(写真/AdobeStock)
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こうして、断続的にひきこもる生活は大学3年が終わるまで続いた。

荒んだ日々が強制的に終わったのは4年生の春。コロナ禍になり、実家に戻ったのだ。授業がオンラインになり家で受講できたおかげで、どうにか卒業できた。

就活もオンラインが主になり、虎井さんはパソコンの扱いに慣れていたこともあり、不動産関係の会社に就職が決まった。

だが、社会に出ると、さらなる困難が待っていた――。

〈後編へつづく『うつ病、発達障害、自己破産…「マジで死ぬかもと思った」20代女性を再生させた「全員VTuber」の職場』〉

取材・文/萩原絹代