のちに覆された“虐待申告”の背景にあったもの
結局、神戸地検は2人を不起訴としている。弁護団の調べでは、35人いたイベントの参加者で逮捕前に警察が事情を聴いた人はYさん以外にはいないという。さらにYさん自身ものちに「ぎゃくたいではないと思った。オーバーに言ってしまってすいませんでした」と書いた手紙をA子さんに送り証言を覆したという。母のA子さんが経緯を話す。
「Yさんは私たちの施設を長く利用していたので、信頼関係はあります。それで、るなが警察には謝ってほしいと願ったので、釈放後の去年8月に明石警察署を訪ねた時、Yさんも一緒に行ってくれました。その場でYさんは『虐待かどうかはわからない』とはっきり言ったんです。
私は警察官に『これで逮捕したんですか』と質しました。すると警察官は『そんなわけない。こんな風に(Yさんが当初は)言ってないから捕まっているんでしょ』と言いました」(A子さん、以下同)
弁護団によれば、今年3月、Yさんは再度面会したA子さんに、「るなさんやBさんは(Xさんの)あごを押さえたのではなく手を添えていた。α市や警察、Xさんの親にオーバーに言ってしまった」といった趣旨の説明をし、その後「自分が言ったことのふりかえりをすると、ぎゃくたいではないと思った」と書き、謝罪を添えた手紙をA子さんに送っている。













