太りすぎた佐々木被告、泣きそうな表情の平山被告
佐々木被告は判決をじっとうつむいたまま聞いた。法廷でその姿を見た佐々木被告の知人は、
「佐々木は(逮捕前より)太りすぎてる。(留置場で)焼肉定食でも出てるのか」と口にした。
逮捕前の佐々木被告は“ヤンチャ”で有名だった。事件の約2か月前の2024年2月中旬に上京した佐々木被告はサンエイの系列店が並ぶ「宝島ロード」と呼ばれる一角で、サンエイとは無関係のバーの客引きをしていた。当時を知る飲食店経営者は、
「キャッチをするときは敬語もきちんとつかって客とのトラブルはなかったのですが、酒を飲むと豹変し狂暴になった。一度、夜道で軽くぶつかった若い男性が一言二言なにか言った瞬間にとびかかって相手をボコボコにしてました。大慌てで止めに入って佐々木を押さえ、相手に『逃げろ』と言って逃がしたことがあります」
と証言。別の関係者も、
「あるガールズバーで新人のボーイが粗相をしたら『オモテ出ろ』『クシャクシャにして歩けなくするぞ』とそのボーイを店の外に連れ出し、顔を相手の鼻にあたるくらい近づけてメンチをきって、ボーイは泣いてましたね。他のコンセプトカフェでも“顔見知り”のお客が女の子に偉そうにしていたら『態度が悪い』とボコボコにしていました」
と話していた。
いっぽうの平山被告は、3日の判決公判にもこれまで同様ぴしっとしたスーツで現れたが、これまでの堂々とした様子は消え、虚ろな表情だった。判決の言い渡し中には時折泣きそうな表情にもなっていた。
長身で高校までサッカーに明け暮れた平山被告はスポーツ業界に関係する専門学校に進む。ここを卒業した2019年ごろから、本人のSNSではクラブと思しき店でシャンパンを手に持つ写真など、生活の変化をうかがわせる投稿が増加。
髪を金髪に染めてサングラスをかけ、いかにもヤンチャっぽい雰囲気を漂わせ、「#チームゴミ」と名付けた3人グループで親指を立てたキメ顔の写真もポストしている。
肩にライオンの洋彫りの刺青を入れ、事件直前にはカエルとダルマと小槌の和彫りの刺青を足に入れた平山被告は、佐々木被告からまず死体を遺棄する実行グループを探せるかと言われると二つ返事で即答。
さらに、関根被告からの要求に基づき“コロシから処分まで”を1500万円でやってくれ、とのオーダーが来たと佐々木被告が改めて電話で言ってきた時には、
「(報酬が)でかいですね〜。やります」
と即答したと佐々木被告は供述している。(♯44)













