捜査関係者は「科学的・客観的な見地に基づき事件性は極めて低い」

須藤市長は日曜日だった14日の昼すぎに家族に「出かけてくる」と言い残し、私用車で外出した。

「市長が夜になっても帰宅せず連絡も取れないため、長男と次男が下妻署を訪れ、行方不明届を提出しました。これを受け捜索していた警察官が八千代町の排水路で遺体を発見しました。

普段着姿で靴は履いたままで、近くに私用車が残されていました。外傷はなく、遺書は見つかっていませんが、現場の状況から自殺と判断している。現場は鬼怒川沿いの河川敷近くで街灯がなく、夜間は暗闇に包まれる人通りの極めて少ない場所でした」(捜査関係者)

須藤市長(撮影/集英社オンライン編集部)
須藤市長(撮影/集英社オンライン編集部)
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茨城県では5月から、不法就労を助長している疑いのある事業者等に関する有益な情報提供に、原則1万円の報奨金を支払う不法就労通報報奨金制度が始まっている。須藤氏の遺体が見つかったと報じられると、SNSにはこの制度に絡めて、

〈不法就労を厳しく取り締まろうとして消された〉
〈警察による事件性の隠蔽だ〉

という陰謀論が書き込まれている。これに捜査関係者は、

「警察としては遺体の状況や現場検証の結果から、科学的・客観的な見地に基づき(第三者が関与した)事件性は極めて低いと断定しています。過去に市長側から不審なトラブルの報告や、相談も一切ありませんでした」

と話し、陰謀論を完全否定している。